女性だけの飲み会や旅行など、いまやすっかり社会に定着した「女子会」。レストランやカラオケなどで恋愛話や思い出話、仕事の話に花を咲かせる光景が一般的だが、そんなイメージとはほど遠いような場所で、ある「女子会」が開催された。会場は和歌山県警の警察学校。警察官を志す女性に仕事の魅力を伝えようと県警が企画したイベントだ。警察官の「男っぽい」イメージからすると意外な組み合わせに感じる女子会だが、参加者たちはケーキを食べながら和気藹々(あいあい)と「ガールズトーク」を展開した。京都府警も女性限定の「ウーマンポリススクール」を開催するなど、“警察女子会”は各地で盛り上がっている。(秋山紀浩)
「柔道や剣道、得意じゃ…」
7月27日の昼過ぎ。和歌山市木ノ本の県警察学校食堂に、これまた警察学校には不釣り合いな「オープンキャンパス」に女性55人が集まった。参加者は年齢が16~30歳、高校生や大学生、社会人などさまざまな女性たちだ。
参加者は6つのテーブルに分かれ、各テーブルには県警の鑑識課や地域課、留置管理課、白バイ隊員など、第一線で活躍する女性警察官たちが2人ずつ着席。机の上に並んだチーズケーキと紅茶を満喫しながら“女子会”はスタートした。
といっても、女性警察官の服装は皆が制服。一見すると、女子会には見えない光景だ。
「柔道や剣道、あまり得意ではないのですが…」
「入ってからの勉強って大変ですか」
参加者たちは気後れしてか、最初はよそよそしい質問が続く。しかし、そこは女性同士。10分も過ぎると会場は徐々に和やかなムードに。
「身長が低くても大丈夫ですか」
「面接は淡々と進むんですか」
「髪の長さは決まってるんですか」
「結婚しても仕事は続けられますか」
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