国勢調査 - Wikipedia
国勢調査(こくせいちょうさ)は、ある時点における及び、そのや、配偶の関係、就業の状態や世帯の構成といった「人口及び世帯」に関する各種属性のデータを調べる「全数調査」。国勢調査の統計は、の中でに分類される。
世界の諸国における国勢調査の実施状況については、国際連合統計部が調査しており、「2010年世界人口?住宅センサス計画」に詳細が掲載されている。日本語による解説としては、(平成21年10月号~平成22年6月号)に連載の「世界の国勢調査」がある。
なお、国勢調査はとしてセンサスとも言われる。「センサス」(: Census)とは、より一般的な意味では、(調査対象全体の集団)の全数を調査するもの、すなわち「全数調査」を意味する語として用いられ、母集団のうちの一部を抽出して調査する「」と対比される概念である。人口及び世帯に関する全数調査としての国勢調査のことを厳密に英語で表現する場合には、"Population Census" 又は "Population and Housing Census" と呼ばれる。
なお、しばしば「こくぜいちょうさ」と読まれることがあるが、これは誤りである。
定義[]
今日、国勢調査の定義として国際的に最も広く用いられているのは、が2007年に国際統計基準として採択した「人口及び住宅センサスに関する原則と勧告(第2版)」におけるものである。同書によれば、国勢調査は次の4つの要件をすべて満たすべきものとされている。
世界の多くの国々の政府統計機関は、この基準に従って国勢調査を実施しており、日本の国勢調査も、これらの要件をすべて満足しているものである。
なお、国勢調査の定義として、( 2007年時点)が各種文献をあたって整理したものを挙げる。
国勢調査の起源[]
国勢調査は、最も古いのはBC3800年代バビロン王朝で行われ、約BC3000年エジプトや中国などで見られる。英語で「Census」と呼ばれ、新約聖書の「ルカによる福音書」の中に、キリストの生誕に近い時期にローマ帝国の人口調査と行われたとの記述がみられる。
中世?近世においても、国家の運営に必要とされる情報を得るために、国家が人口?世帯に関する調査を行った事例が見られるが、それらは今日のような統計の作成を目的とした国勢調査とは性格が異なるものと考えられ、いつの時代のものをもって今日的な意味での国勢調査あるいは「Census」とみなせるかということについては定かではない。
近代国家においては、法に基づいて人口?世帯に関する全数調査が行われるようになった。その中で最も歴史の古いものの一つに、アメリカ合衆国のセンサスがある。アメリカ合衆国では、憲法の中に、下院議員の各州の議席数はセンサスによって得られた各州の人口に比例して配分しなければならないと定められている。このため、アメリカ合衆国では、1790年以来10年ごとに国勢調査(Population and Housing Census)が実施されている。19世紀以降になると、多くの国々で、それぞれの法令に基づいて国勢調査が実施されるようになった。
国勢調査の必要性[]
今日のような国勢調査の成立には長い歴史的な背景があるが、今日の意味での国勢調査の必要性や意義については、が世界の専門家と協議して取りまとめた「人口及び住宅センサスに関する原則と勧告(第2版)」に整理して記載されている。
日本の国勢調査も、諸外国と同様に上記の役割を持っている。これらの役割は、標本調査や行政資料から得られる統計では代替できないことから、国勢調査には不可欠な役割があるとされる。
歴史的に見ると、については、古代ローマの頃にはすでに調査が行われていたが、その他の属性情報を含んだ国勢調査の必要性は、近代に生じた。近代国家では、各種政策を行うために現在人口の確認、将来人口の推測、国内の労働力の把握、国民の教育状況などを知る必要があるという認識が広まっていった。こうした国家の人口統計調査の必要性は、「生に対する権力(国民が生まれてから死ぬまでを管理する)」()や、「近代国家となり、それまで国家の枠組みに組み込まれていなかった労働者階級を国家に組み入れ、各種政策を実施するために必要なもの」()、「観察という科学と政治統治との融合」()などの解釈がある。
調査項目[]
国勢調査の調査項目に関しては、の「人口及び住宅センサスに関する原則と勧告(第2版)」に国際的な専門家の検討を踏まえて世界各国が調査することが望ましい項目とその背景の考え方などが定められており、世界の国々はおおむねこれ沿って調査項目を定めている。
調査項目の選定に当たっては、主として (1) 国における優先順位、(2) 国際比較性、(3) 設問の適切性、(4) 所要の財源確保 の観点を考慮すべきであるとされている。そして、具体的な調査項目の候補として、特に重要とされる「コア」の項目が20余り、ほかに可能であれば調査することが望ましい附帯あるいは補助の項目が20余り挙げられている。
調査項目数は国によって差異があり、日本の2010年国勢調査では20項目、アメリカ合衆国の2010年国勢調査では10項目(2000年は約50項目)、イギリスの2001年の国勢調査では約40項目などとなっている。日本の国勢調査の調査項目数は、世界的に見ると少ない部類に属する。
また、では出身国、の有無や、持ち家比率、自宅の広さやローン支払いの有無、、使用言語なども調査を行っている。
なお、このような国際連合による国際基準が取りまとめられる以前の国勢調査について歴史的に見ると、調査項目は、その当時の国家が必要であったものが調査されていた。性別や職業、結婚や嫡子?被嫡子、か非軍人か、言語、精神障害、人種、、など、様々な項目がある。
調査期間[]
初期の国際的な指針としては、(1853年設立)が「10年以内」と定めている。初期の頃は「5年周期」や「3年周期」など、各国がまちまちな状態にあった。
今日、の「人口及び住宅センサスに関する原則と勧告(第2版)」では、国勢調査は「少なくとも10年に1回」の割合で実施することを勧告しており、国の人口事情等によってはより頻繁に実施することが望ましいとしている。また、実施時期としては、国際比較性を向上させるため、西暦の末尾が「0」の年、あるいはその近辺で実施することが望ましいとしているが、各国の事情を優先することを容認している。国際連合統計委員会では、2005年から2014年の10年間を「2010年世界人口センサス計画」(The 2010 World Programme on Population and Housing Censuses)の期間としている。
日本の国勢調査は、1920年(大正9年)に第1回が実施されて以来、終戦の年の1945年を除いて西暦の末尾が「0」又は「5」の年の10月1日現在で実施されている。「0」の年の調査は「大規模調査」と呼ばれ、「5」の年の調査は「簡易調査」と呼ばれている。「大規模調査」と「簡易調査」の違いは基本的には調査事項数であり、後者は前者の調査事項の一部を省略して実施されている。日本の2010年国勢調査は、国際連合の「2010年世界人口センサス計画」のちょうど中央の時期に実施されるものである。
近代国家以前の調査[]
近代国家の成立する以前の国勢調査の調査は、国によって様々である。ヨーロッパでは、出生、婚姻、死亡についてと密接な繋がりがあったことから、国家が国民を調査するのではなく、出生等の出来事を教会に登録する習慣があった。その記録は、人口統計の発達の基礎となった。教会は
などの条件がそろっていたため、国勢調査を行う土台となった。
その他[]
近代的な国勢調査以前の時代においては、国の人口データは国家の最高機密とされていた事例も見られる。そのための議論の際には、「国勢調査の結果を刊行するかしないか」が問題となったケースもある。
今日、国勢調査によって得られた個人情報は、法律によって厳格に秘密を保護されているが、統計として集計された結果については、民主国家においては広く公開されている。これは、国際連合統計委員会が国の統計に関する基本原則として1994年に採択した「官庁統計の基本原則」(United Nations Fundamental Principles of Official Statistics)に基づくものであるこの日本語による解説については、を参照。
同基本原則では、「経済?人口?社会?環境の状態についてのデータを政府、経済界及び公衆に提供することによって、民主的な社会の情報システムにおける不可欠な要素を構成している。この目的のため、公的な情報利用に対する国民の権利を尊重するよう、政府統計機関は、実際に役に立つ官庁統計を公正にまとめ、利用に供しなければならない。」としている。
ただし、公開されるのは、あくまでも集計して得られた統計のみであり、個人や世帯に関する個別のデータは厳重に保護されるべきとされている。同基本原則は、「統計機関が統計作成のために収集した個別データは、自然人又は法人に関するものであるかによらず、厳重に秘匿されなければならず、統計目的以外に用いてはならない。」としている。
日本でも、において統計の「理念(第3条)」として、「公的統計は、広く国民が容易に入手し、効果的に利用できるものとして提供されなければならない。」(第3項)及び「公的統計の作成に用いられた個人又は法人その他の団体に関する秘密は、保護されなければならない。」(第4項)と規定されており、同基本原則と同趣旨のことが規定されている。
関連項目[]
脚注[]
北斗星 (列車) - Wikipedia
北斗星 | |
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(JR柸毡荆?br />(JR北海道) | |
運行区間 | - |
経由線区 | ?????? |
使用車両 (所属区所) | (JR柸毡?JR北海道) (JR柸毡荆?br />(JR北海道) (JR北海道函館運輸所) |
運行開始日 | |
運行終了日 | 3月13日(定期運行終了) 2015年8月22日(正式運行終了予定) |
備考 | 2014年3月15日現在のデータ |
北斗星(ほくとせい)は、 - 間を???(??)???を経由して運行するである。や、個室寝台を連結し、「日本初の豪華寝台特急」ともいわれる。
本項では過去に同様の系統で運行された、寝台特急列車「エルム」などについても記載する。
概要[]
()が開業した3月13日に、初めてとを乗り換え無しで直行する列車として運行を開始した。走行距離 1,214.7 はが運行するとして最長距離である。このうちJR線 1,010.8 kmである。も含めた全旅客列車でも、「」に次ぎ、同一経路で運行される「」と同順位の2位である。
運行開始当初は1日3往復が運行され、うち1往復は臨時列車扱いだった。には3往復全てが定期列車となった。
の「カシオペア」運行開始後は1往復が臨時列車に格下げされ2往復となった。3月以降は建設工事の影響で、青函トンネルを含む津軽海峡線区間での夜間工事時間帯確保のために、毎日1往復のみの運行となっている。
2014年3月14日をもって寝台特急「」が定期運行を終了して以降、上野駅発着の唯一の定期夜行列車となっているが、2015年3月13日で定期運行を終了する。同年8月22日で臨時運行も終了し、27年半の歴史に幕を閉じる予定。また、国鉄時代より約60年に亘って運行された「ブルートレイン」の歴史も幕を閉じることになる。
運行開始から25年以上を経た現在でも、首都圏 - 北海道間相互の観光客需要を中心に根強い人気がある。1往復に減便されたことも相まって、特に繁忙期は個室寝台を中心に、1か月前の寝台指定券発売開始後すぐに売り切れることも多い。
列車名の由来[]
列車名の決定に際しては一般が行われた。天体の?から採られており、「夜行列車は天体名にちなむ」というかつての慣例や「宇宙的なイメージ」からとされる。なお、一般公募で募られた候補は「北海」が得票数1位で、以下「タンチョウ」「オーロラ」などが続いたが、結局は108位の「北斗星」が採用された。
架線電圧変更と存続問題[]
開業によりを含む約82キロが新幹線と在来線の共用走行区間となり、架線電圧が在来線用の2万ボルトから新幹線用の2万5000ボルトへと変更される。
2013年11月6日、2015年度末(2016年春)に予定されている開通に合わせ、同年度中に廃止される見込みであることが報道された。北海道新幹線開業に伴うの架線電圧の変更に伴い従来の電気機関車は使えなくなるため、夜行急行「」や寝台特急「」とともに?2016年3月に予定されている北海道新幹線開業前に廃止となる公算が大きくなっているという見方もあり存続問題に関心が集まった。
2014年8月、北海道、青森県、岩手県の幹部が国土交通省を訪れ寝台特急「カシオペア」や「北斗星」の存続をJR北海道などに働きかけるよう求める要望書を手渡した。
2014年12月4日、北斗星を2015年3月のダイヤ改正で廃止する方向となったことが報道された。老朽化に加えて北海道新幹線開通に関連して青函トンネル等の工事や走行試験が始まることが理由としている。その後同月19日に正式に廃止が発表された。発表によれば「引き続き設定が可能な時期(8月下旬頃)まで、臨時列車として運転いたします」とされている。
そして2015年1月23日に最終運行日を2015年8月22日札幌発にすることが発表された。
運行概況[]
1日1往復、片道約16時間を掛けて上野駅 - 札幌駅間を走行する。は下りが 1、上りが 2 である。
停車駅[]
上野駅 - - - - - - - - - - - - - - - - 札幌駅
使用車両?編成[]
牽引機関車[]
- 現在使用される牽引機関車
- (JR柸毡舅簦?/dt>
- 上野駅 - 青森駅間を牽引する。500番台のうち、主に「北斗星」塗色の車両が使われるが、「カシオペア」塗色の車両とも共通運用のため、後者が充当される場合もある。計6両のうち前者4両?後者2両。なお、2013年までは前者13両?後者2両の計15両が存在したが、前者13両のうち9両は余剰に伴い、JR柸毡兢扦诬嚰蚴Г盲?sup id="cite_ref-JRR2014winter-357_8-0" class="reference">ため、現在の両数となっている。
- (JR北海道所属)
- 青森駅 - 函館駅間を牽引する。
- (JR北海道所属)
- 函館駅 - 札幌駅間を牽引する。青を基調とし、流星マークを付けた「JR北海道色」もしくは「北斗星色」と称される塗装を施されている。
- なお、函館本線の - 間(経由)に急勾配区間があることや、他の高速列車への影響を避けるため、JRグループの定期旅客列車としては唯一常時を行う。
- 過去の牽引機関車
- (田端運転所所属)
- 運転開始以来、一貫して上野駅 - 青森駅間を牽引していた。上野発は2010年7月13日、札幌発は同年7月14日の列車が最終運用となった。
- 構内ので、電源の交直流切替を無停車で行うの取り付けや、の再整備などの改修工事を施工した車両が限定使用されていた。施工車は「北斗星」カラーと称されるマークを付けた車両のほか、の95号機と「カシオペア」塗装機の3両が該当する。列車選別装置はすべての車両に取り付けられたため、突発的な運用変更で貨物機が「北斗星」牽引に使用された際にも、黒磯駅での交直切替は無停車で行われている。
- (旧?青函運転所に所属)
- ED79形の増備として改造された550番台(ED76 551)は、運用によっては当列車へも充当され、の廃車までED79形とともに青森駅 - 函館駅間で使用された。
- 同機は車体長がED79形より長く、が異なることから、函館駅を経由せずで機関車を交換する「トワイライトエクスプレス」に多用されていた。
客車[]
北斗星 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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客車はで、1 - 6号車がJR北海道所属、7 - 11号車および電源車がJR柸毡舅簸?社混成12両編成で運転されている。青森駅と函館駅において方向転換を行うため、両駅間は進行方向が変わり、となる。2012年3月までは、短絡線経由で青森信号場に運転停車し、方向転換は函館駅のみで行っていたため、函館駅 - 札幌駅間が逆編成だった。
JR北海道所属車両(1 - 6号車)の特色として、個室寝台車(ソロ?デュエット)の車体側面は本列車専用デザインのが取り付けられている。これはに使用されている客車の「向かい獅子」のマークを参考にデザインしたものといわれている。
客室設備[]
A寝台[]
- ロイヤル
- 本列車の最高級室であり、9?10号車に2部屋ずつ設置されている1名用個室。補助ベッドで2名用のダブルベッドとして利用することも可能。個室内に専用のシャワーブース(シャワーの温水は延べ20分間使用可能。タオル?石鹸?シャンプー?カミソリ等のアメニティセット付)、トイレ、洗面台、ドライヤー、ビデオ放送モニターなどが完備されており、ソフト面でも、乗車時のウェルカムドリンクやモーニングコーヒー、朝刊(下りは?上りは)のサービスのほか、食堂車直結のでルームサービスも受けられる。1室当たりのは17,180円(補助ベッド利用時は9,540円を加算)。その他、寝台料金に加え?も別途必要(以下全タイプ同じ)。
- ツインデラックス
- 8号車に8室設置されている2人用個室。上下2段式のシングルベッドとビデオ放送用モニター、小型デスクなどが設置される。下段ベッドを起こすとテーブル付のソファーになる。上記のようなロイヤル専用の付帯設備?サービスは無く、寝台料金も若干安価に設定されている。1名当たりの寝台料金は13,350円で、1室当たり26,700円となる。
B寝台[]
個室タイプ(デュエット、ソロ)、簡易個室タイプ(Bコンパート)、開放式タイプの各種類がある。いずれも1名当たりの寝台料金は同額(6,300円)。
- デュエット
- 3 - 4号車に各13室、10号車に7室設置されている2人用個室。上段と下段の2タイプがあり、いずれも2つのシングルベッドが平行に配置されている。3 - 4号車は車両が検査等で運用離脱となり開放B寝台に変更される場合がある。
- ソロ
- 5号車に17室、6号車に8室、9号車に12室設置されている1人用個室で、シングルベッド。デュエットと同様に上段と下段の2タイプがある。また、JR北海道所属車である5?6号車と、JR柸毡舅糗嚖?号車とでは、階段などの室内構造が若干異なる。
- Bコンパート
- 1号車に設置。開放式B寝台に鍵付きのガラス戸を取り付けた簡易個室で、1区画を4人グループで確保すれば個室として利用できる。
- 開放式B寝台
- 2?11号車に設置。基本構造はBコンパートと同じで、上下二段式のシングルベッドが2組向かい合い、4名で1ブロックとなっている。通路とそれぞれのベッドはカーテンで仕切られているのみ。
食堂車「グランシャリオ」[]
本列車はを連結する国内唯一の定期運行列車である。フランス語で"北斗七星"の意で「グランシャリオ」(Grand Chariot)と命名された食堂車が7号車に組成され、や和食、軽食類などが用意される。JR柸毡兢物嬍偿旦`ビス子会社であるが営業を担当する。
- ディナータイム
- コースか懐石御膳のいずれかを選択できる。前者は7,800円、後者は5,500円。事前予約制で、乗車日3日前までにで食事券を購入した乗客のみが利用できる。また、A寝台の乗客は、懐石御膳に限りルームサービスが可能。上り列車は2タームで営業し、下り列車は発車が19時台と遅いため、1タームのみとなる。
- パブタイム
- ディナータイム終了後に軽食類を提供する営業時間帯で、やなどのアラカルト、??類などを用意する。予約は不要で、全ての乗客が利用可能。
- パブタイムはディナータイム終了後の案内放送から開始される。ラストオーダーは22時30分、営業終了は23時00分である。
- パブタイムでも、調理されるピザなどテイクアウトする場合、断られる場合がある。
- モーニングタイム
- 6時30分より朝食メニューが用意される。価格は1,600円。和食と洋食が選べる。予約は不要で、全ての乗客が利用可能。
- その他
- 6号車のミニロビーに設置されている共用シャワー室の利用カードや、シャワーセット?乗車記念グッズ?弁当?土産品などを販売する。
ミニロビー[]
6号車の一角にはミニロビーがあり、全ての乗客が利用可能。約10名が座れるソファや飲料、共用シャワー室などが設置されている。シャワーの温水は1名当たり延べ6分間使用可能。利用の際は食堂車でシャワー券(310円)を購入する必要があり、特に繁忙期は始発駅発車後すぐに売り切れる。なお、共用シャワー室にタオル?石鹸?シャンプー等のアメニティ類は設置されていないので、シャワー券と一緒に購入するか、持参する必要がある。
臨時列車[]
- エルム
- 1989年7月21日から「北斗星」の救済列車として運転開始。同年3月のダイヤ改正では集約列車として運転されていた。食堂車や個室寝台を連結されることはなく、開放式B寝台のみで組成されており、年末年始やお盆などの多客期に運転された。
- 列車名は、北海道に生える樹木の一つであるの樹の総称である「エルム」より命名した。
- なお、「エルム」の名称はからまで、現行では「」と同じ運転区間である - 札幌駅間を運行されたとして使用され、また、からまで、現在のの補完列車として函館駅 - 札幌駅間を運行したの名称として使用されていた。
- 北斗星81?82号、91?92号
- もともと81?82号は1990年以降に運転された増発分の「エルム」のダイヤを利用して運転された臨時列車であったが、1999年のの運転開始に伴い、1往復を臨時列車の81?82号に立て替えた列車となった。不定期であるが個室寝台を連結した編成で運転された。91?92号は「エルム」のダイヤを利用。
- 北斗星小樽号
- 、??札幌駅経由の「北斗星1号」(当時)を札幌駅から小樽駅まで延長運転した。
- 北斗星トマムスキー号
- 北海道寄りの始終点をのとした冬季?春季臨時の北斗星。その後、柧┘膜辘问冀K点をからの、あるいはの?に変更し、を併結して運転された。
- 経路は横浜駅から横須賀線、山手貨物線を経て新宿駅、田端駅から柋必浳锞?巳毪盲拼髮m駅から北は室蘭本線のまで定期の北斗星と同等の経路、沼ノ端駅からそのまま室蘭本線を進みより経由でまでの運行だった。大宮駅までは、その後が運行されている経路と同じである。
- 以後は「北斗星トマムサホロ号」として運転。
- 北斗星トマムサホロ号
- 発着だった「北斗星トマムスキー号」の北海道寄りの始終点をまで延長したもの。1996年冬季臨時列車として登場し、観光シーズンの指定日にのみ運行された。最後の運行は夏季臨時。
- 北斗星ニセコスキー号
- 室蘭本線?千歳線を経由せずに函館本線??(通称「山線」)を経由し札幌駅に向かった。
このほか、に?の特急「」を「北斗星」の車両が使用された「北斗星まりも」や、にの特急「」を「北斗星」の車両が使用された「北斗星利尻号」が運転された。「北斗星利尻」はで機回しができない関係上、までの運転となった。
沿革[]
方面 | 号数 | 運行形態 | 客車所属区 | 時刻 | 備考 | |
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下り | 1号 | 1 | 定期列車 | (JR北海道) | 上野16:50 → 札幌08:53 | |
3号 | 6003 | 季節列車 | (JR柸毡荆?br />札幌運転所(JR北海道) | 上野17:54 → 札幌10:06 | 開放式B寝台のみ 経由 | |
5号 | 5 | 定期列車 | 尾久客車区(JR柸毡荆?/td> | 上野19:03 → 札幌10:57 | 青森信号場経由 | |
上り | 2号 | 2 | 定期列車 | 札幌運転所(JR北海道) | 札幌17:18 → 上野09:17 | |
4号 | 6004 | 季節列車 | 尾久客車区(JR柸毡荆?br />札幌運転所(JR北海道) | 札幌18:10 → 上野10:12 | 開放式B寝台のみ 青森信号場経由 | |
6号 | 6 | 定期列車 | 尾久客車区(JR柸毡荆?/td> | 札幌19:19 → 上野11:12 | 青森信号所経由 |
北斗星 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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北斗星 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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脚注[]
注釈[]
出典[]
参考文献[]
関連項目[]
外部リンク[]
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